●男性因子
精子が少ない、精子の動きが少ない、奇形精子が多い、ED(勃起障害)
●排卵障害
ホルモンがうまく働かない、LUF(黄体化非破裂卵胞)、PCO(多嚢胞性卵巣)
●卵管因子
卵管閉鎖、卵管水腫、癒着
●頸管因子
子宮頸管粘液の量が不十分、抗精子抗体
●子宮因子
子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形、黄体機能不全(子宮内膜が厚くならない)
●子宮内膜症
チョコレート嚢腫、子宮腺筋症、卵管周囲の癒着

●初診時または随時
問診・・・年齢や月経、既往症、不妊期間についてチェック
内診
基礎体温・・・卵巣の働きやホルモンの様子をチェック
子宮膣部細胞診・・・子宮癌の有無
血液検査
超音波検査
精液検査・・・精液中の精子濃度、運動率、奇形率のチェック
●低温期
子宮卵管造影・・・子宮の形や卵管の通過性、周囲の癒着の有無
超音波・・・卵胞の発育状態
血液検査
●排卵期
頸管粘液検査・・・子宮頸管粘液の量や状態の確認
フーナーテスト・・・性交後の頸管粘液中の精子数、運動率の確認
超音波・・・排卵時期の推測
尿検査・・・排卵を促すLHをチェック、排卵時期の推測
●高温期
血液検査・・・卵胞ホルモン、黄体ホルモンをチェック
超音波・・・排卵の有無、子宮内膜の厚さをチェック
●タイミング法
超音波検査、尿検査、頸管粘液検査、基礎体温表などから総合的に排卵のタイミングを計り、妊娠しやすい時期を見つけて指導します。
●排卵誘発
内服薬や注射により卵子を育てたり、排卵を促す注射をしたりして妊娠の可能性を高めます。
●手術療法
着床障害になる子宮内膜ポリープや子宮筋腫を除去する手術、卵管通過障害に対する卵管形成術などがあります。
●人工授精(AIH)
ご自宅にて精液を容器に採取していただき、それを洗浄した後に子宮内に注入します。
●体外受精・顕微授精
卵子を体外に取り出し、精子と受精させて数日後に子宮の中に戻す方法です。
詳しくはコチラをご覧下さい。