診療案内
  診療時間・診療内容・入院時の事や各種教室のご案内と
当院が力を入れる不妊症治療・体外受精についてご覧いただけます
 


遠藤産婦人科医院
〒308-0005
茨城県筑西市中舘130-1
TEL:0296-20-1000
FAX:0296-22-5630
アクセスマップはコチラ

診療内容



産 科

妊婦健診時には4D超音波を使用します。赤ちゃんの様子がより立体的に見る事ができます。検診時の動画はUSBに保存し、無料で差し上げています。
母親学級やマタニティビクス、アフタービクスも充実させております。
助産師や栄養士による個別の相談室も設けておりますので、気になる点はお聞き下さい。
その他、羊水検査や無痛分娩も実施しております。ご希望の方は診察時にお申し出下さい。


不妊症

一般検査から人工授精、体外受精、顕微授精、受精卵の凍結等を行っております。
詳しくはコチラをごらん下さい。
当院は不妊治療費助成事業指定医療機関です。
また、個別の不妊相談にも応じております。


婦人科

子宮がん検診、乳がん検診ほか、婦人科一般検診も行っておりますので気軽に受診してください。
当院はマンモグラフィ検診施設画像認定施設です。


◆ 子宮がん・乳がん検診を受けましょう ◆
 当院は、地域の子宮頸がん・乳がん検診(マンモグラフィ・超音波)施設となっております。平成28年度の検診成績を表で示しました。
 検診を受けた方たちは、皆さん特に自覚症状を認めていたわけではありません。早期発見のために、20歳を過ぎたら子宮がん検診、30歳を過ぎたら乳がん検診を受けましょう。
  受診者数 がん発見数(発見率%)
子宮頸がん検診
1476 名
0 名 (0 %)
乳がん検診 マンモグラフィ
614 名
2 名 (0.33 %)
乳腺超音波
960 名
2 名 (0.21 %)

◆ 子宮頸がん予防ワクチンのお勧め ◆

 マスコミ等でご承知の方もいらっしゃると思いますが、日本国内では、上記ワクチンが2009年10月に承認され、2009年12月末より一般の医療機関で接種することができるようになりました。海外ではすでに100カ国以上で使用されています。国内での上記ワクチン接種開始に伴い、当院でも同ワクチンの接種を始めました。がん予防に有効とされる初めてのワクチンですので、是非接種をお勧めいたします。
詳細は、メーカーホームページ(http://allwomen.jp) や配布の資料を参照下さい。

対  象  : 10歳以上の女性
接種回数 : 初回 ・ 1ヵ月後 ・ 6ヶ月後 の 計3回
費  用  : 自費にて 1回 16000円 + 消費税 (ワクチン接種のみ) 
診察料、癌検診料などは別途

電話等でお問い合わせください。

◆ 子宮頸がん予防ワクチンについて ◆

 最近、子宮頸ガン予防ワクチンの副作用に関する報道が大きな波紋を呼びましたが。しかし、科学的な見地からは、テレビで放映されたような極端な症状の原因がワクチンであるとは立証されていません。
 原因はワクチン以外にある可能性も大きいのです。また、その発生数も接種した女性・女児全体から考えると、微々たる数に過ぎません。どのような薬であっても、薬としての効果があるという事 は何らかの副作用もありえるのです。 風邪薬でも食べ物でもアレルギーで生死にかかわるような重篤な症状を呈する人もいます。
 実際にこのワクチンでは、99%以上の人が無事に3回接種を終えています。ここで子宮頸ガンワクチンを確たる理由もなく毛嫌いする様な形で普及を止めてしまうと、将来子宮頸がんになって命を落とす女性が増えてくることは確実です。
 このワクチン子宮頸ガンから女性を守る為の、有効性は確立されているという事を理解していただきたく考えています。


◆ 風疹と先天性風疹症候群の発生について ◆

 妊娠の初期に風疹に罹ってしまうと風疹のウイルスが胎児に悪影響を及ぼして、赤ちゃんに心奇形、白内障、難聴といった症状を起こすことがあります。この状態を先天性風疹症候群といいます。ただし、妊娠初期に風疹に罹った場合に100%の確率で先天性風疹症候群になる訳ではありません。明らかに風疹の症状のお母さんに認められた場合でも先天性風疹症候群の発生率は妊娠1か月で50%以上、2か月で35%、3か月で18%、4か月で8%と言われています。風疹に罹る時期が早ければ早いほど発生率が高いと言えます。一方で妊娠6か月以降の感染ではほとんど心配はないと考えられています。また、お母さんに明らかな風疹に症状がみられなくても風疹ウイルスが感染してしまうことがあり、その場合も胎児が先天性風疹症候群になってしまう可能性があります。

 妊婦さんが子供の頃すでに風疹に罹った事がある場合や、ワクチン接種をしていて風疹に対して十分な免疫がある場合には先天性風疹症候群の心配はありません。しかし、最近は風疹に対して十分な免疫を持っていない女性がかなり多くなっています。

   先天性風疹症候群を回避するためには、以下の点に留意するとよいと思われます。

1   妊娠初期や妊娠を希望している時期にはむやみに人混みに出ない。
2   風邪の症状がある人とはなるべく接触しない。
3   自分に十分な免疫力があるかどうか血液検査をして調べておく。

 妊婦さんが風疹に対して免疫力をもっているかどうかは妊娠初期の公費負担の血液検査で調べることができます。その結果、免疫力が確認できれば先天性風疹症候群を心配することはありません。

 血液検査で風疹に対して免疫力が無い、弱いと言う結果が出た場合には妊娠5か月を過ぎるまで本格的な注意が必要です。その時は同居の家族、特にご主人やお子さんにワクチン接種をすることも必要になることがあるので医師と相談して下さい。

◆ 麻疹(はしか)の流行についてのご注意 ◆

 2018年5月現在、麻疹(はしか)にかかったことのない方、予防接種を2回していない方など、28歳以上の大人の方の間で麻疹が流行しています。

 妊娠中に麻疹にかかると一般的に重症化する事が知られており、流死産・早産の頻度が上昇するとの報告があります。
  また、胎児奇形を起こすことはないとされていますが、胎児の発育異常、羊水量の異常、新生児麻疹などをきたすおそれがあるとされています。

妊婦さんは次のことに注意して下さい。
1.外出について
   感染者が多く発生している地域(タイ、フィリピン、中国、台湾、インドネシア、イタリアなど)、日本での流行報告地区及び大勢の人々が集まるような所へのお出かけは極力避けることを強くお勧めします。

2.ワクチンについて
   麻疹ワクチンは妊娠中には接種できませんが、これから妊娠を計画されている方,妊婦さんの周囲の方は積極的に摂取を受けるようにして下さい。

3.麻疹の症状
   初期症状としては発熱、咳、咽頭痛、鼻水、眼球結膜の充血、目やに等が数日続きます。一旦解熱したのち、高熱となり発疹が出始めます。

4.感染について
   潜伏期間が10日〜12日ほどあり、感染は初期症状出現の前日から解熱後3日を経過するまで続き、極めて強い感染力があります。
   また、空気感染し、感染者と同じ空間、場所にいるだけで感染します。

5.受診について   
  3.のような症状を伴う場合、麻疹の可能性もありますので、必ず事前に医療機関に電話連絡してから受診するようにして下さい。

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